【読書感想言わない文】さよならドビュッシー

「さよならドビュッシー」(中山 七里)

 

[紹介文] 

ピアニストからも絶賛!

ドビュッシーの調べにのせて贈る、音楽ミステリー。

ピアニストを目指す遥、16歳。

祖父と従姉妹とともに火事に遭い、ひとりだけ生き残ったものの、全身大火傷の大怪我を負う。

それでもピアニストになることを固く誓い、コンクール優勝を目指して猛レッスンに励む。

ところが周囲で不吉な出来事が次々と起こり、やがて殺人事件まで発生するー。

第8回『このミス』大賞受賞作品。

 

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さて神奈川県公立高校入試の合否が出て、早一週間。

当塾では厳しめの面接特訓をした成果か、

面接点が90点を超える子もかなり出たこともあって

不利な状況から合格に漕ぎつけた生徒がたくさんいる。

 

一方で残念ながら、不合格者も出てしまった。

一生懸命頑張っていた。

我々も個別で指導したりもして思いも一入だったので

今回の結果はとても悲しい。

合格者を出すことが前提の仕事なので、

プロとしてとても悔しい。

願わくば、併願で入学した高校で

今以上に頑張り、進路を輝かせてほしい。

 

本書は、大火傷を負った主人公の

挫折・絶望から再生までの道のりが描かれているが、

コンクールへ向けた気迫はすさまじい。 

(もちろんミステリーである以上、一筋縄ではいかない。

中山七里氏のすごさを存分に味わってもらいたい。)

 

どんな状況からだって、夢を追うことはできる。

進んだ高校で人生が決まる訳ではない。

だから、これから自分を輝かせるためにもう一度頑張ってほしい。

 

俺は一年前にこの本に出会って、

そのときの自分では到底弾けない難度のピアノ曲

毎日少しずつ少しずつ弾けるようにしていって、

ついには弾けるようになった。

この歳であっても、何度失敗しても

何度も乗り越えていけば目標に到達できるんだと

そういう風に思えるようになったよ。

 

だから、もう一度夢に向かって頑張ってほしい。

 

満点道場はいつでも味方だから、

困ったときには遠慮なくおいで。