【読書感想言わない文】潮騒

潮騒」(三島 由紀夫)

 

小中学生向け学習塾・満点道場を設立して、

本日で丸5年となった。

 

教室として借りたアパートの一室は

その日にトイレの水漏れが起きるほどボロく、

生徒数もわずか3名でのスタートだったため、

入って来る月謝よりも出ていく金額が(圧倒的に)大きかった。

 

このままあっという間に倒産かな~

これからズブズブのの借金地獄かな~

と覚悟するしかなかった

 

が、

 

吹けば飛ぶような零細企業では

大した額の借金も出来る訳もないと気付いて

よく分からない安心を得たりした。

 

 

 

 

金の心配をしても仕方がない。

 

と、開き直ってみると人間は面白いもので、

どこまで採算度外視で仕事が出来るのか試したくなり、

考えつく限りのテスト対策を講じていったところ、

皆びっくりするぐらい成績が上がった。

 

この出来事は生徒たちにとって

とても自信になったようだが、

どっこい、こちらも自信が付いた。

 

いける。

 

 

生徒と二人三脚、

真面目に向き合って取り組めば

きちんと成果は出る。

 

そう確信し、突っ走ってきた。

 

 

さて、「潮騒」だが、

三島由紀夫の小説の中で

こんなにさわやかな純愛を描いたものは

他にないのではないか。

 

歌島を舞台とする物語は

全編を通じて海の気配を感じる。

漁師や海女、灯台守、航海士・・・

海で生きる人々の躍動感がまぶしい。

 

主人公は勉強が苦手で、口下手でもある。

だが仕事にも恋人にも真面目に向き合うその姿勢は

周りの誰もが認め、信頼を集める。

 

こらからも

仕事と生徒に真面目に向き合っていこうと

5年という節目に思った。