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【読書感想言わない文】図書館の魔女

図書館の魔女」(高田 大介氏)

 

先週は宮崎中で、今週は宮前平中で後期中間試験。

みな必死に勉強している。

しかし、これまで以上に苦しんでいる生徒が多い。

そうとう勉強が得意な生徒からも、

今までのような余裕は感じられない。

 

前回の試験からの短い期間の中で、

これまで以上の試験範囲と、

より難易度の増す内容に、

悪戦苦闘している。

 

ただ、こういう厳しい状況になることは

春先からずーっと言ってきている。

 

特に中1は、最初の前期中間試験は

範囲も狭く、内容も簡単なので

中学の試験を甘く見てしまう。

 

でも、それは喩えて言うなら

軽いジョギングなんだってば。

校庭を1周、さくっと走って来るだけの

誰だって乗り越えられるもの。

 

ただ、これからは

両手にダンベルを持ちながら、

長距離を走るような難題も

乗り越えていかなければならない。

 

特に、後期の中間からはグッとペースが上がるから、

準備を怠らないようにと、何度も口にしてきた。

 

でも、対岸の火事を眺めるかのごとく

実感が沸かずにいた生徒も多かっただろう。

しかたがない。

火の粉が降りかかる距離まで火の手が近づかねば

自分事として捉えられない人は多い。

 

だから、我々は

やる気の有無に関係なく、

勉強をやらせる。

日々の小テストで満点を取ることを

ノルマにしている。

満点でなければ再テスト。

満点を取るまで再テスト。

だから、いざというときにも

気付けば土台が出来ている。

という状況を、全生徒に作ってあげたいからだ。

 

でもやはり、再テストを受けることを前提に、

一発目に全力をぶつけてこない生徒は、

ゆるやかだが確実に学力を落としていく。

 

 

 

さて、「図書館の魔女」であるが、

これは高田大介氏のデビュー作である。

 

一発目に全力、それも

両手にダンベル、腰にタイヤ、

よく見ると

大リーグボール養成ギプスも着こんでの

サハラマラソン完走!ぐらいの全力を

ぶちかましてきた、傑作である。

 

生徒たちも

この熱量を感じたら

今回の状況ごときで厳しい厳しいと弱音を吐くのが

あほらしくなるだろう。