【読書感想言わない文】人間失格

人間失格」(太宰 治)

 

カナダ出身で「アメリカの恋人」と呼ばれた

女優メアリー・ピックフォード(1892-1979)は

年間100万ドルを稼いだ最初の女優であったし

自分で自分の映画を世に出した最初の女優であった。

 

つまり

当時の成功者の一人である。

 

しかし。

私生活では離婚などもしているし

出演した映画にも大ゴケしたものもあるから

すべてが順風満帆だったわけではなく

人並みかそれ以上に苦悩もあったはずだ。

 

「失敗とは転ぶことではなく

そのまま起き上がらないことだ」

という彼女の残した言葉からは

まさしく自身の生き様が滲んでいて

多くの人々を勇気付けたことだろう。

 

塾で新しい単元の授業を受け理解をする。

そして、問題を解く。

たとえ間違えてしまっても

それは出来ないということを

確認できたということなのであって

大いに喜べばよいのである。

 

間違えることを怖がったり

問題に取り組むことを面倒臭がっていては

理解することと、出来ることの間にある壁を

いつまでも突破することができない。

 

前者は試験までに

何を出来るようにするのかが明確だから

迷いはない。

後者は

「自分が何が分からないのかが分からない」

という状態のままだから

迷走する。

 

だから当塾では

勉強が出来ないことは罪でも何でもないが

勉強をやらないことは罪である。

宿題をやって間違えるのは良し、

宿題をやらないことは悪である。

 

そこは徹底している。

 

他塾で宿題をしなくても注意されなかった

という話を聞くたび、

そりゃ出来るようにならないぜ…と

ためいきが出る。

 

それでは

転んで起き上がらないどころか

一歩も進んでいないではないか。

 

さて「人間失格」(太宰治氏)。

勉強での悩みなんて、本当に浅いもので

いくらでも取り返しがきくものだ。と

前向きに捉えるきっかけにしてもらいたい。